いつもお世話になりっぱなしで恐れ入ります。
恩をあだで返すような文なので気をつけて読んでください。
先日、山形での仕事のついでに
石巻線で女川(おながわ)まで行ってきました。
列車に揺られていると、
1日のうち何度か高校生のラッシュに見舞われます。
その日も静かだった車内が一瞬にして思春期雰囲気に包まれました。
こんな髪型をした不良に、
女川~石巻の30分間で38回睨まれました。
やっと到着した石巻駅のホームがなぜか生臭くて
(さっき通った時は臭くなかったのに)
ひょっとすると高校生エネルギーの影響が出ているのではないかと
なんだかいたたまれなくなってしまいました。
石巻は石ノ森章太郎生誕の地。
あちこちにキャラクターが立っています。
うしろに見えるピンクの建物が石巻市役所。
1階がスーパーになっていて、フードコートで石巻焼きそばを食べました。
宝石屋さんもあります。
すぐに石巻は漁港で有名だということを思い出し納得しましたが、
なぜ自分は生臭さを高校生エネルギーの影響と判断し、
さらに一刻も早くそこから立ち去りたいと思ったのか、考えました。
そして、ある答えが雷のように私を撃ちました。
「あんな臭いをかつての俺も発していたのだ!」
アマゾンを逆流するポロロッカのように
恥辱の思い出が蘇ってきました。
思春期雰囲気というものは、
あとからみるととても気恥ずかしいものです。
誰もが記憶から消去します。
そうしなければ生きていけないからです。
しかし私にはそれが出来ません。
19歳のときに”駒次第一詩集”(スクープ!駒次第一詩集発見参照)を上梓し、
消したい思春期雰囲気を永遠に残すという過ちを犯したからです。
ずいぶん前にネタが見つからず仕方なく自作の詩を紹介しましたが、
この際なのでさらに2編公開しようと思います。
さあ皆さん、心の準備をどうぞ!
詩集データのおさらい
*暗黒の19歳、真冬に上梓
*10代後半に書きためた暗黒詩を6編、暗黒俳句(字余り)を1編収録
*読むととてつもなく恥ずかしい
どうやら当時はとてもつらかったようで、
その心情を素直に吐露しています。
つらくてつらくてつらくって、
つらくてつらくてつらくって、
つらくてつらくてつらくって、
こんなにもつらいことが、
たいしたことじゃない。
だからつらいんだ。注
注)良く意味が分かりません。
つらいと繰り返すことによってつらいハイになっているようです。
つらい上に、自分がなんでもない奴だということを
だいぶ気にしていたいたようで、
その心情を正直に告白しています。
俺はなんでもない!
なんでもないでもない
なんでもないでもないでもない
なんでもないでもないでもないでもない
なんでもないでもないでもないでもないでもない
なんでもないでもないでもないでもないでもないでもない
なんでもないでもないでもないでもないでもないでもないでもない
例えば、なんでもないになんの意味もなくすとして、
俺はなんでもない!注
注)今度はなんでもないハイです。
疲れさせて本当にすみません。
今晩は良く寝られそうです。
おやすみなさい。