ご無沙汰しております。
年末は博多に行っておりました。
ただの旅行です。
楽しみの旅行に嫌いな飛行機を持ち込みたくなかったので、
新幹線で行きました。
小倉から在来線で黒崎へ向かいました。
鉄の町に相応しい煙突だらけの中を
とぼとぼ行きました。
おかげでスペースワールド(遊園地。最近閉園)も、
工場群の一部に見えました。
ジェットコースターとスペスシャトルと交差する高速道路の合間に
こんなのが建っていて、
遊園地と工場と人の暮らす場所の区別がつきません。
空き地に立つ新しいマンションの看板には、
”リビオ鉄王”とあります。
名前まで鉄の町です(地名だそうです)。
そのせいか、おみくじまで工場的です。
前のおじさんも吉だったので、
きっとぜんぶ吉なんでしょう。
(だったら大吉にしたら)
それにしても黒崎はすごいです。
駅前の立派なアーケードも
人間味豊かでたまりません。
拡大して読んでください。
駒次はこの場で泣きそうになりました。
それに影響されて、
動物も植物も生命力にあふれています。
このあと、
黒崎駅前駅から筑豊電鉄で筑豊直方へ抜けました。
直方にもこれまた素晴らしい商店街があったのですが、
中でも目にとまったのが、
直方の成人式。
筑豊の成人式なんて、胸が躍るじゃないですか!
どうしてこの時期に来なかったのか、痛恨の極みでした。
西鉄に乗って、太宰府にも足を伸ばしました。
その沿線は、
正に敬愛するチャゲアスを育んだ地帯なので、
一瞬たりとも車窓から目を離せませんでした。
ふたりが出会った福岡第一高校、第一経済大学などなど。
耐えられず、
askaさんの生まれ育った春日原駅で降りてしまいました。
四六時中、
彼らのことしか考えてなかった中高時代に来たら、
気を失っていたと思います。
そのわりに太宰府の境内では、
さだまさしさんの”飛梅”を口ずさんでしまいました。
♩あなたがもしも遠くへ行ってしまったら
私も一夜で飛んでゆくと云った
忘れたのかい 飛梅
たまりません。
最後に、
もともと胃腸は強くはないのですが、
もはやもつ鍋を食べられない体になってしまったことを
お知らせします。
(いやー、もたれたー)
本年もよろしくお願いいたします。
博多は別格として、北九州の元気のなさは足を運ぶと痛感しますよね。さびれた感を味わうには絶好な場所ですが^^;)
ものすごい寂れ方をしたから、逆にああいう感じで古い物が残っていて面白いんでしょうね。淋しいですが。