末広亭、今日は金朝師匠でした。
打ち上げの中華屋さんで、
チャキチャキの江戸っ子のシェフが
中国から来たばかりの皿洗いのお兄さんに怒鳴っています。
言葉が分からないので、
古参のウェイトレスさん(上海の江戸っ子)に
通訳をさせています。
怒鳴りを怒鳴りのまま訳しています。
新入りの皿洗いお兄さん(福建省の江戸っ子)がまた、
怒鳴り返しています。
そのやりとりが耳に入らないように、
我々もやけになって大声で話します。
もう声が出ません。
明日が休みだということを、
噺家になって初めて感謝しました。