珍しく、
寄席に酔っ払いのおじさまがお越しになりました。
浴衣の前を風流にはだけて、
駒次の言うことに大声でヤジをお飛ばしになります。
初めは「そんなに真面目に聞かないでくださいよう」
などとかわしていましたが、あまりにおやかましいので、
耐えきれずに放った
「どうやら一度も落語を聞いたことがないみたいですね」
の言葉に激昂なさいました。
他のお客さんに申し訳ないので、
いったん高座をおりて、
新たに出囃子をならして登場しました。
盛大な拍手に「頑張れー!」の声、
温かいお客さんのおかげで逆に盛り上がりました。
おじさまもブツブツ言っていますが、
笑いでかき消して、そのままフィニッシュ!
のはずでしたが、
落語の後半、ボロボロになってしまいました。
まだまだ修行が足りん!
悔しい〜。
ちなみにおじさまは、
その後つまみ出されて、ことなきを得ました。
なんとも災難でしたね。こういうお仕事の大変さを知るエピソード。一層聞きましょうみをひきしめて(^^)/
ひきしめなくても大丈夫ですよ〜
リラックスするのが1番です!
はじめまして。
昨日、あそこにいました。
前座さんのときから何となく嫌な感じがして、今日はどうなるんだろうと、どきどきしていましたらやっぱりなと。
でも、見事に切り抜けられたように思います。
ああいう場合の対処は、普段から何か考えられておられるものなのでしょうか。
もう酔っぱらいはご免ですが、再度出てこられた後の、場の一体感だけはもう一度味わいたいものです。
嫌な思いをさせてすみません!
たまーにいるんですが、
ああいう洒落にならないのは、初めてです。
普段から対処を考えているわけではないんですが、
勉強になりました。
懲りずにお越しください!