寒いですね。
近所に新しくできた和食の店で焼き魚を食べたら、
大将に「お客さん、火、通ってますか?
生焼けだったら言ってください。もう一度焼きますから」
と言われました。
その店には2度と行っていないのですが、
昨日、「ふぐ鍋始めました!」という
のぼりが立っていました。
「お客さん、毒、抜けてますか?
ピリッときたら言ってください。もう一度抜きますから」
あの大将なら言いかねません。
こないだ、渋谷のユーロスペースという映画館でやっている
しぶらくという落語会で「渋谷創作らくご大賞」(大将と出ました)をもらいました。
2017年にしぶらくでネタおろしをされた新作落語の中の、
頂点を決めるというものです。
「10時打ち」をやりました。
審査員は、芥川賞作家の長嶋有さん、名優の美保純さん、
創作落語ウォッチャーの木下真之さん、そして林家彦いち師匠。
何より嬉しかったのが、
長嶋有さんとお会いできたことです。
駒次、長嶋さん(ブルボン小林さんも)の単行本を
全部持ってるのです。
よく、おじさんやおばさんに、
「そんな意味の分からない落語をやってないで、
古典をやりなさい」と怒られますが、
こんな落語でもやってていいんだと、励みになります。
これからも、新作をどんどん作りますので、
よろしくお願いいたします〜。