◆「鉄道戦国絵巻」
  20XX年、東横線が東急電鉄を脱退し、JRに寝返った!
  東急とJRの戦いを描いた一大叙事詩。
  駒次の記念すべき鉄道落語第一作。

  ◆「公園のひかり号」
  新幹線の車掌と少年の心温まる交流。
  落語界の浅田次郎を目指して作った感動作。

  ◆「10時打ち」
  毎朝10時。みどりの窓口で繰り広げられる熾烈な戦い。
  1枚の切符にかける人々の狂騒を記録したノン(?)フィクション!

  ◆「都電物語」
  勝気な女性と都電の運転士。憎まれ口をたたきながらも、実は・・・。
  運転士さんが毛糸のカバーをハンドルに付けているのにヒントを得た恋愛物語。

  ◆「旅姿浮世駅弁」
  とあるローカル線の駅。
  地道に駅弁を売り歩くおじさんに、駅の乗っ取りを画策する越後屋の魔の手が襲いかかる。
  全国駅弁大会などからの仕事を狙って書いた野心作。

  ◆「最後の雪」
  上野駅を根城にするベテランのスリ。近頃すっかり腕が落ちた。
  それを追う定年間近の鉄道警察官。ついに2人が交錯する!
  北国から帰ってきた雪まみれの寝台列車を見て思いついた、男と男のドラマ。

  ◆「終着駅のエトランジェ」
  廃線間近のローカル線。小さな終着駅にやってきた外国の鉄道マニア。
  果たしてその正体は?世界を股に繰り広げられる、フワフワ鉄道ワールド。

  ◆「スタンプの鬼」
  駅のスタンプを作る職人の苦悩を、師弟の交わりと共に描いた、魂の物語。
  「手彫りか機械彫りか、それが問題だ!」

  ◆「駅名寿限無」
  寿限無の噂を聞きつけてやってきた鉄道会社の社員。
  日本一長い駅名を付けて欲しいと頼む。
  古典落語「寿限無」を駅に置き換えただけの噺。

  ◆「反対列車」
  急いでいる時に限って列車は来ない。
  やっとの思いで乗ってみるとそれはとんでもない列車で・・・。
  古典落語「反対俥」を列車に置き換えただけの噺。

  ◆「泣いた赤い電車」
  名作童話「泣いた赤鬼」を京浜急行の知られざるヒストリーに重ねた壮大な大河紙芝居。
  NHKのラジオでも披露した。
  ラジオで紙芝居。絵が見えないと面白さ90%減なのに。